|
就職・転職Q&A コンサルタントの苦労は何ですか?
|
| |
A.転職した方が幸せに働けないとつらいですし、ご紹介相手がなかなか見つからないときは心苦しく思います。
入社されたあとで、思っていたのと違うとか、今の会社では厳しいと言われるのはつらいことです。
ただ、クレームに関していえば、転職が残念にも失敗だったケースであっても、幸いなことに、私たちがクレームを言われた経験はあまりないんです。
なぜかというと、私たちは、就職に成功した方を非常に多く見てきた経験があります。ですから、転職に来られた方を見たときに、秘めた力を結構見抜けるのだと思います。
たとえば、その人を正直な評価で10と評価している場合でも、
「きっとこの人はいい状況になったら15とか20になるだろう」
と思えれば、企業に11とか12とか若干良い目に言います。
これは嘘のオーバーアピールではありません。企業が瞬間の見た目だけで過少評価しないよう、フォローするわけです。
一方、ギリギリだと思えば、連れていく前に先方と温度差がないように配慮します。
たとえば、
「ちょっとギリギリかもしれませんが、こういういい面があるかもしれないので会うだけ会っていただけませんか?」
とエクスキューズしながら企業の人に会ってもらいます。ですからもし結果がNGになったとしても、私たちは嘘をついて連れていっているわけではないので、企業からクレームが出ないのだと思います。
よその、経験が少ないコンサルタントの中には、
「本当はこの人はたいしたことないな」
と思っても、
「でも商売だからこの人を高く売らなくては」
というのが先に立って、
「この方は誠実で、仕事がバリバリできる人で、なんとかでなんとかで……」
などと売り込んだりしている人もいます。でもそれでは嘘のコメントですね。
それ以前の、
「本当はこの人はたいしたことないな」
とも見抜けないほど、経験が少なかったり勘の悪いコンサルタントは、たくさん見られます。紹介件数だけ上げても、個人や企業に不満が残るような仕事ばかりではどうかと思うのですが……。
そんな、
「なんでこんなやつを紹介したんだ」
と苦情を言われるような仕事を、私たちはまずしません。
苦労というと、せっかく個人から求職のご依頼を受けても適職がなかなか見つからない場合。
その反対に、会社から求人のご依頼を受けてもなかなか見合った人が見つからない場合。
求人難で同時に求職難の時代ですから仕方ない面もあるのですけれども……。
これは両方とも心苦しくてたまりません。
もっと景気がよくなって欲しいですし、これを読んでいる個人や会社の方も、待っている会社や個人のために、ぜひ手を挙げていただければと思います。
[前へ][Q&A目次へ][次へ]
|
|