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Q1.求人難(売り手市場)になったとも聞きますが、求職者からは求職難(買い手市場)に思えます。どちらが本当ですか?
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A.両面あります。企業がいちばん欲しい高水準な人材は取り合いで、求人難が進んでいます。しかし条件の緩い求人案件が少ないので、求職難と思う個人も多いことでしょう。
1990年代、バブル崩壊で日本の景気は悪化し、大企業などではリストラの一環で早期退職を進めたほか、簡単な新卒採用に走りました。
これが就職の“氷河期”、“超氷河期”を招き、多くの若年失業者や非正規労働者を産み出してしまいました。
この“超買い手市場”の中で、企業の呈示するスペック(経験、スキルなどの採用条件)が格段に上がってしまいました。
このときいったん上がったスペックがその後あまり下がっていないのです。
このため、求人数は一見多くても、「誰でもいい」というわけではありません。
“即戦力”となる高いスペックを満たせる人は少数で、他の多くの人はすぐには職が得にくいのが現状です。
2005年頃から、三菱東京UFJ銀行、トヨタ、松下、ソニーといった業界1番手の会社や、また2番手の会社で、再雇用を支援したり、新卒の採用を2倍あるいは3倍、バブル期の水準に戻すところが続出しました。
こうした1番手、2番手企業に、企業の欲しい人材はほとんど吸い取られてしまいます。
すると、人口ピラミッド上で新卒のひとつ上の、2年めとか3年めのいわゆる第二新卒や、さらに広げて30才までの層であっても、優秀な人は採りたいと、中途採用が活発になりました。
この層には、卒業した大学、勤務した会社、実績などがあまり厳しくは問われません。
ここにも大企業は食指を動かしました。採用抑制で空いた人口ピラミッドの“穴”の穴埋めのためにも、いい人がいいたら“つまみ食い”するようになりました。
1980年代までは、大手企業はみな終身雇用が当たり前でした。
定年前の退社などはもう“×印”を付けられるようなことで、どこでもいいからよそに“拾ってもらわなくては”というイメージでした。
でも、今や中途採用をしない会社はほとんどありません。
堂々と転職できる市場が形成され、転職の機会は増加しました。
こうして、取り合いになった結果、4番手、5番手企業やベンチャー企業は、新卒ばかりか、30以下の層の採用さえ厳しくなりました。
黙っていても人が集まってくる大手企業と異なり、こういう企業は、少ない優秀な人材を自力で見つけてくるのが非常に困難です。そして、トランスサイエンス・キャリアのような専門の人材エージェントの力を頼って依頼なさってくることが増えております。
以上のような構造で、現在、「求人難」と言われながら「求職難」でもあるわけです。
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Q2.就職が難しいのはスペックが合わないからということですが、求められる人材のスペックと求人量はどのような状況ですか?
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A.高年齢の人には高スペックが要求され、比較的ポストが少数です。
私たちは昔から「年齢相応のスペック」という言葉を使っています。
たとえば若い20代の方であれば、
「どこで何をしてきて何ができます」
という経験の内容よりも、見て
「潜在能力が高そうだな。営業経験は少ないけれど営業はデキそうだな。意欲もあるな」
と思えば、企業は採用します。
でも、35才の方であれば、
「営業一度もやっていないけれど、営業をやりたいんです」
と来られても、普通は採用しません。
つまり、年齢が上になると、組織上で求められる役回り・責任も高くなっていくので、年相応の経験を求められます。
また、中途採用で、若手の営業マンを10人雇う会社はあっても、50才の部長さんクラスを10人雇う企業はまずありません。
中途採用市場で、高い年齢の人への椅子自体が少ないということです。
むしろ中堅・中小・ベンチャーでは、事業部長、管理部長、研究所長といった、社長に代わりうるような人材、C□Oといった経営陣が欲しいということになり、より難易度の高いポストになるわけです、
ただ最近は、年齢とタイトル(肩書)が比例するだけでもありません。
ベンチャー企業、特にトランスサイエンス・キャリアのテリトリーのひとつとしているバイオベンチャーの、技術系などで、高い年齢の方が肩書なしの専門職の形で採用されるケースも少なくありません。
上位のポストでは、単に年齢を高い方に広げているというよりも、同時に高い能力が期待されていることが多いものです。
たとえば営業であれば、
「同業界でちゃんと営業してきている人でないと、この物は売れませんよ」、
また、会計系であれば、
「決算をひとりでお任せしたいので、今までちゃんとできていますか」
といった条件が付くこともあります。
また、新プロジェクトのリーダが必要な場合は、求められる経験、スキル、知識が明確です。
ですから、転職希望の方が仮に100人、1,000人いらしたとしても、その1人は見つからないかもしれません。
このようなときの、
「探してきて欲しい」
あるいは、
「引き抜いてきて欲しい」
というヘッドハンティングのニーズも、実際あります。
社長さんに限らず、部長さんや課長さんクラスでも、こうしたヘッドハントのニーズはあります。
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Q3.数ある求職方法の中で、トランスサイエンス・キャリアを利用して求職することのメリットは何ですか?
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A.いろいろあると思います。就職が成功するように、トランスサイエンス・キャリアのエージェントが、そのかたに最適な会社を選び、一緒に行って会社の「間口」をより広げてあげるパートナーになることでしょう。
1番めとして、私たちは求職のかたをよく知った上で、適職を一緒に見つけるお手伝いを、プロとしてできるということです。
もし求人情報の載った求人本やサイトの情報だけでその人にベストマッチした職が見つかるのであれば、どんどん探して応募すればいいでしょう。
しかし悲しいかな、需要と供給のスペックの差が激しい転職・就職市場の中で、そうした表面上の情報だけでは、企業も個人もハッピーな組合せがそう多く見つかるものではありません。
「企業が掲載している求人スペックがこんな高いのに比べて、自分の能力、経験ときたら貧弱で……」
などと、ぶつかってみる前から自分で却下してしまい落ち込んでいる人もいます。
しかし、私たちはこう思っています。
よく人は、「頭がいい/よくない」、「体力がある/ない」、「感じがいい/よくない」などと批評され、職場でいかにもダメ人間のように叱られてしまうことがあります。
でも、仕事ができるかどうかの結果を長年見ていると、そんな素質による差など2倍もなくわずかなものです。
むしろ人間としての「意欲」が強いか弱いかのほうが、結果に何倍もの差をつけているのが実際です。
何かで「ダメだ」と言われた人でも、
「私はこれをこんな風に実現したいんだ!!」
と本当に強い意欲をもって一生懸命取り組めば、その夢のために勉強もするでしょうし、熱意を持って、素晴らしい表情をして物を売りに行ったりもするでしょう。
銀座で店を見ながら徐行している最高時速310kmのポルシェよりも、エンジンを噴かして高速道路を飛ばしている普通の車の方が速いのと、同じことです。
ですから、自分は何々が足りないと諦めてしまうのはもったいないことです。能力を開花できる可能性は、誰にも備わっているのです。
ご自分の能力を開発しながら、そして意欲を自分で盛り上げながら、自信と希望をもって進めば、成功への道が開けます。
そのかたが意欲を出せるフィールドを見つけてあげることで、能力を2倍以上にも発揮できます。
「水を得た魚」のように嬉々として働いておられる姿を、数多く見てきました。
トランスサイエンス・キャリアの主力コンサルタントらは、前職も含めれば1万人を超えたかどうかというほど多数のご相談者の方にお会いして、多くの方の就職を見届けました。
これで養った勘で、学歴、経歴の文字面では分からないような仕事のスタンスや、仕事ができる人だろうということを、ある程度見極められます。
それによって就職の方向付けをしてさしあげられるのがメリットです。
ご本人が、私たちが見る適当なポジションより非常に高いポジションを望んでおられても、まず受かりません。それに、もし入社できても辛いことになります。
ですから、より受かりそうで、入ってから楽しく実力を発揮向上できそうなポジションをお勧めしてまいります。
受験でいえば、
「Aランクの学校にどうしても行きたい」
と言われても、
「いやいやちょっとBランクの方がいいんじゃないですか?」
とご相談させていただきます。
もちろん、頑張ってAでやっていけそうな方には、Aをお勧めします。
ご本人のご希望だけ伺って、ただ求人案件をたくさん見せて、受かりもしない会社を次々に受験していただいても、意気消沈するだけでしょう。
トランスサイエンス・キャリアの場合はそうではありません。
有限な案件の中でも最大限、そのかたのレベルや指向性などに合った職を探してご提案するようにしております。
2番めに、個人の方の自己アピール、売り込みへのご協力です。
相手の企業に対して私たちから、
「この方がもし御社に入社されれば、こんな風に生き生きと意欲的に活躍して、他の人を採用するよりも御社の成長に貢献できるでしょう」
ということを、会社へのメリットとしてはっきり打ち出して伝えることができます。
ですから、仮に履歴書上は全く同等なAさんBさんがいたとしても、私たちが会社を選択し私たちが応援に一緒に行くAさんの方が、そうでないBさんより合格しやすくなるわけです。
もちろん本当にご縁があるかどうかは企業と個人のお互い様のことです。
でも、私たちが付いていることで、入社の窓口あるいは扉のようなものを、広げてさしあげることができます。
弊社の場合、一般よりも企業面接にコンサルタントが同行するケースが多く、募集する会社と求職の方の双方に安心され喜ばれております。
3番めに、トランスサイエンス・キャリアのコンサルタントは、仕事柄、大きな会社から小さな会社まで世の中のさまざまな求人を、今まで山ほど見てきております。
ですから、転職経験の少ない方がご自分で探すよりも、よりフィットしている職がより早く探せると思います。
4番めに、会社の中身や状況も知っているので、書かれていない条件も含めて、広く柔軟性、融通性のあるマッチングができる点です。
会社の求人ひとつとっても、その会社のステージ(段階)や状況、募集ポジションによって、求められるものは違います。
たとえば、会社によっては、
「これをきっちりできる人よりも、もうちょっと調整能力のある人の方が必要だ」
などといった、様々な事業があるものです。
また、社長の人柄も考え合わせることがあります。
ですから、会社のほうから「このスペックで」と募集が来た場合にも、実際はその会社の中身、つまり、ステージや社長の人柄など私たちが見ていることをいろいろ総合して、今のその会社に本当に合った人をマッチングできると、自負しています。
逆に個人の方にとって一見求人が無いところにも、求人を生むことができるのです。
「いやこの人だったらあの社長とは相性が合うだろうな」
とか、
「このステージの会社だったらうまくやっていけるだろうな」
といったことを、コンサルタントの経験に照らして考え、動いてさしあげられると思います。
ネットや求人誌にあるようなスペックだけでマッチングするわけでは全くありません。
相談者の可能性を見出してさしあげることをいつも心掛けておりますので、不可能が可能になってくるわけです。
5番めに、会社に角の立たない質問ができることです。
普通、自分のケースで特に気になる労働条件や内情についてはぜひ事前に尋ねて判断材料にしたいと思っても、なかなか聞きにくいものです。
「自分の状況は○○○だけど大丈夫だろうか?」
「もし会社が○○○してくれるなら入りたいけれど実際どうなのだろう?」、
「前任者の方はどんな原因で辞めたんだろう? 入ってすぐ辞めてしまったのかな?」
などと……。
面談でこの種の質問を下手にして心証を悪くしてしまうのが恐いですね。そのため未確認のまま入社してしまったり、あるいは自分でダメだろうと企業訪問もせずチャンスを逃すことも……。
ところが私たちが間にはいって個人に代わって企業に尋ねれば、やんわり聞きやすくなります。
その結果、個人側の判断に重要なポイントの多くが、あらかじめ確認可能になります。
以上が、個人のお客様がトランスサイエンス・キャリアと二人三脚でいくことの、大きなメリットです。いかがでしょう。
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Q4.採用条件が合うかどうか別にして、一般にどういう人物が歓迎されますか?
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A.ビジョンに向かって進む人だと思います。
もちろん人として好感度の高い人というのはあると思います。そのほかといえば、弊社のクライアントには、大手企業等もありますが、株式会社トランスサイエンスの投資育成先であるベンチャー企業も多いことから、次のような点が重要です。
こちらが
「何をなさりたいですか?」
とお聞きしても
「いやぁ…………」
と詰まっているだけの人ですと、私たちにもこの方はどんな会社なら活躍できるか、想像がつきません。
逆に
「こうなりたい」、
「こんなことにチャレンジしたい」
というビジョンを明確に持っている人、そしてそのためには努力を惜しまない人は、歓迎されると思います。
「この仕事をやってくれ」
と仕事が上から降って来ないと何もしない「指示待ち型人間」よりは、自分がすべきことを考えて
「これをやりたい」
という方向をちゃんと持っているかたのほうが、企業は喜びます。
ただ、大手企業から大手企業にというパターンでは、スペックが合って、あとは人間性が合えば、簡単に話がまとまるケースもあります。
いずれにしても、この世に人として生まれてきたからには、
「こういうことでみんなに貢献できるようになりたいな」
という自分自身の「夢」をイメージして、毎日その目標に近づいていくという、ワクワクドキドキのライフスタイルでいったらいかがでしょう。
今日から「一生の計」を練り直し、日々パワーアップしながら、夢の実現に向かって歩きませんか?
そうすれば、すぐ転職するにしても、しばらく転職しないにしても、やってくるチャンスは自然とグレードアップすることでしょう。
A.個別な面と共通な面があります。
もちろんポストによって、企業が求めてくる能力は異なります。
「手足となって言うことだけ聞いて事務作業をやって欲しい」
という例もあれば、
「利益を上げられるビジネスモデルを組み立てて、その事業を構築し遂行して欲しい」
という例まであって、さまざまです。
ただ、企業が高いお金を払ってでも採用したいと思う人は、基本的に、自主的に動ける人、推進力・調整力・コミュニケーション力のある人です。
特に大事なのは「誠実さ」だと思います。
ここの「誠実さ」は、おとなしく素直な性格のことではありません。
「それをやります」
と言ったら、口だけで言いっ放しではなくちゃんと取り組んで、結果を出すことです。
実現するために知識が足りないと思えば、勉強もするでしょう。あらゆる面から努力して、真剣に取り組むこと。次々起こる難問をバリバリ解決し、仕事の結果の質を保証すること。
研究でも経営でも何でもそうですが、誠実に取り組むことは、仕事の能力の中できわめて大事だと思います。
これらの力を養って、企業が日頃直面するさまざまな難問を体当たりで解決できる人物になれば、企業がどうしても採りたい人になれます。
A.能力を正しく自己認識していることで、転職の成功率が高くなります。
たとえば能力10の人が、自分で5だと謙虚に思っているのはまあいいです。
でも、20だと思い込んでいて、仮に20の仕事を引き受けたら、絶対失敗しますね。
自己認識と能力の差が大きすぎると、約束を守れなかったということで会社の中での信頼を失い、昇進もできません。
転職でいいますと、入社だけはできたけれど、そのあと実績が出せません。
他の人から見て実は能力は悪くないかもしれないのに、最初から高い約束をしてしまうから、できなかったことになってしまいます。
こうなると紹介した私たちも、肩身が狭くなってしまうでしょう。
そう考えると、自己を過大評価している人は紹介しにくい面があります。
いちばんいいのは、自分が10と正しく認識している人です。
それを11とか12に多少オーパーアピールして、チャンスを掴むわけです。
これなら頑張れば達成できて、10だった能力が12に上がります。
会社組織の中では約束を守れたことになります。
「12の仕事します」
といって果たせのなら、次は14の仕事のチャンスがもらえるかもしれません。
これを繰り返していけば、報酬も立場も信頼も、全部上がっていきます。
5だと思っている謙虚な方を、
「いやー、あなたでしたら、こんなことできるんじゃないですか」
と10に引き上げてさしあげることだったら、お互い気持ちよくできます。
ただ、謙虚だけど自信のない人、というのはいけません。自分の中で「これだけは」という自信をもたないと、会社に入っても積極的に仕事をできないものです。
一方、自分は15と自惚れている人に
「あなたは10じゃないですか」
などと申し上げたり、いきなり10に見合った案件をお見せすると、
「そんな年収はないだろう。なんだコイツは、俺のこと分かってくれないのか」
とか、
「自分のことをそんな位にしか思ってくれていないのか」
となりますから、エージェントと個人という付き合いを楽しくできないわけです。
信頼関係があれば普通は一緒に再検討してくださるのですが、中には怒ってしまう人も、100人に1人くらい現実におられます。
それでも、
「えー!?」
などと軽く言って気付かせてあげたり、時間をかけて案件に一緒に当たって自己能力を認識していただいたり努めます。
そのかたの人生のためと真剣に思えばこそ、トランスサイエンス・キャリアのエージェント達は試行錯誤しております。
人間、間違うこともございますが、情報を十分くださって、助言を虚心に参考にしてくださればありがたく存じます。
あと稀に、私たちとお会いしたときに猫をかぶっていて、10と自己認識しているのに15と思わされてしまうケース。私たちが
「この人は大丈夫、15です」
と推薦して、企業も間に受けてしまうと、雇ったあとで私たちが、
「なんだ、嘘つき! 10だったよ!」
と怒られてしまいます。また、そのような人はなかなか入社後も成功にくいものです。
気付かなかった私たちも心苦しいですが、責任は入社までですからこれは仕方ありません。とはいうものの、やはりそういう方をご縁結びするのは気が引けます。
ですので、お会いしたときに、背伸びもせず縮こまりもせず、ありのままのご自分を出すようになさってください。
この際ぜひ、自分の能力を、会社への貢献度や研究成果、知見の増加、部下の育成状況などから、なるべく客観的に見直しましょう。そして自分の“10”を認識しましょう。
この10をいかに12位に見せてチャンスを掴み自分もパワーアップするかが、就職成功の秘訣ですよ。
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Q7.どのような資格・技能・趣味が就職でモノを言いますか?
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A.自分の経験の裏付けになる資格や、業務に必須な資格なら有効ですが、それ以外は羅列して逆効果になることもあるので注意が必要です。
簿記を例にとりますと、簿記一級・二級は難しいので、チャンスを掴むためにはたしかに有効かもしれません。
でも、いまここに、経理実務経験10年あって資格がないAさんと、簿記一級をもっているけれど実務経験はないというBさんがいるとします。
企業が採用するのはおのずとAさん(経験者)になるわけです。簿記一級はBさんの武器としては弱い。
ところがここに、経理実務経験10年あってさらに簿記二級なり一級をもっているCさんが登場します。
すると、採用されるのは経験も資格もあるCさんになるでしょう。
簿記二級はCさんの武器になります。
このように、同じレベルに達している人の中で、自分を高く見せることができる場合、資格は非常に有効です。
しかも、資格受験は自分の業務経験を体系的、理論的に学び直す機会にもなって、実際にパワーアップしている可能性が高いでしょう。
ですから、経験の裏付けになる資格取得はひとつ有効です。
次に、業務にその資格のオーナーであることが必要な弁護士、特許弁理士といった「士業(しぎょう、さむらいぎょう)」に資格は有効です。
※ 弁護士、弁理士の転職につきましては、法務に特化した人材・求人エージェントの、株式会社 LCCが承っておりますのでどうぞご用命ください。
ほかにも難易度の高い中小企業診断士や、公認会計士、米国公認会計士(US CPA)などは見栄えがいいですし、採用時の評価にプラスアルファがつく可能性はあるでしょう。
さらに、MBA(欧米の経営管理学修士)は、経営経験の先取りという意味で有効な資格です。
大企業にいても経営の経験はなかなかできないので、30歳位でも経営者に必要な知識やケーススタディーを先取りして勉強してくるMBAは貴重な人材です。
残念ながら日本では、MBA保持者を有効に活かせる土台をもつ会社が少なく、MBAを高くジャッジする外資系やコンサルティングファームに流れがちではあります。
弊社のクライアントには比較的適正に評価してくれる会社が少なくありません。
英語検定(TOEIC・TOEFL・英検)や翻訳の高得点や資格は、あって損はありません。これからの社会では英会話能力、英語読み書き能力は「ないと困る」といえますから。
パソコン活用能力は、どんな職種でも重要です。
最低でもマイクロソフトの Excel(表計算), Word(文書作成)、そして PowerPoint(スライド作成)の“御三家”が使えることが必須です。
さわれて威張るなどとんでもなく、満足に使いこなせない人はすぐに勉強すべきです。
もはや、いかに早く説得力のあるデータや文書が作れるかの、競争の段階でしょう。パソコン関連資格は、パソコンが“得意”だという証明になります。
会計系などデータベースを多く扱うポジションでは、さらにマイクロソフトの Access で表をデータベース化できたりすると、差が出せます。
また、日常分からないことに遭遇したら、パソコンでGoogleやYahoo!で検索してすぐに知識を見つける「検索力」は必ずつけておきましょう。
以上のような資格や技能は、採用時はプラスアルファになりますが、企業はいったん雇ってしまえば、通常、資格で給料を決めません。
実力が伴わなければ当然、
「資格もっている割には仕事できないね」
というような評価がついてきます。資格をもっていれば即待遇がいいというわけにはいきません。
資格をたくさんお持ちの方に誤解を招くといけませんが、“資格オタク”を採用したいという企業は基本的にありません。
ですから、仮に新エネルギー技術の研究開発者の方が履歴書に「調理師、ソムリエ、漢字検定、介護事務管理士、……」のように、直接には関係ない資格や、たとえばどこかの学校だけでもらえる資格をダダダダッとたくさん並べると、
「本業そっちのけで資格取得の勉強ばかりする人じゃないかな」
と誤解されて落ちる元になるかもしれません。
むしろ自分のしたい仕事に関する能力のアピールになる資格だけを書いて、それ以外のものは、割愛してしまった方が安全です。
その他の取得資格も、それぞれの技能が生きる企業に就職するときだけ目玉になるわけです。
業務上取る“羽目”になったような資格の場合は、書いて損はない程度でしょう。
趣味の欄は控えめにします。いいイメージをもってもらえそうなもの程度に限定します。
たとえば20代前半の方なら、キャリアよりも人間としての履歴も含めて選考される年代なので、
「学生時代にスポーツで主将を務め大会で優勝……」
という紹介は、
「体育会系で我慢強い頑張り屋なのかなぁ」
と、いいイメージで捉えてもらえるかもしれません。
しかしこれを30代で引きずっていると、マイナスにしか取られません。
「それよりもちょっと、仕事の中での成果を聞かせてよ」
となるでしょう。
ですから、転職の場合に趣味欄、趣味の話に凝るのは避けましょう。期待以上に面接や会食で話が広がったときの「実はこれこれ」と言える「隠し玉」に考えましょう。
トランスサイエンス・キャリアのコンルタントは、適職紹介サービスの中で、ご相談の方に合わせた最適な履歴書等の書き方も助言できます。
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Q8.企業訪問ではどのような気づかいが必要ですか?
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A.時間厳守と、遅刻やキャンセルの場合の電話、志望企業についての下調べ、以上3点が重要です。
時間厳守はとても大事です。
「遅刻=即不合格」でもないですが、それでも、人との約束を守れない人、迷惑を掛けて平然としている人は、それだけの人かと厳しく評価されてしまいます。
14時に会いましょうと約束して,14:00には間に合わない見通しになってしまったらどうしたらいいでしょう。
「大変申し訳ありませんが前の用件が長びいてしまい、どうしても○○分位遅れてしまいます。本当にすみません。」
などとじかに電話するのが常識ですね。
このとき言う「遅れる時間」は、少なめではなく最悪か多めの長さで言わないと、さらに再遅刻、再々遅刻をして嫌われます。
遅刻やキャンセルのとき、相手先への電話は、前日ならなるべく日中、当日なら約束の時間の1時間半前まで、どんなに遅くとも5〜10分前までにしなくてはいけません。相手が面接場所に向かってしまうと連絡がとりにくくなりますし、それだけ迷惑も大きくなります。当方にもお電話ください。
ふだん電子メールを便利に使っているからと、企業面談の遅刻やキャンセルまでも電子メールで伝えることは絶対にダメです。相手は常にパソコンに向かっているわけではありませんし、夜自宅でしかメールチェックできないほど多忙な企業人もいることは忘れずに……。
キャンセルの電話がこなくて企業や私たちエージェントが完全にスッポカシに遇ったあとに、ふと本人からの電子メールが届いているのを見たときのあの脱力感、想像してください……。
さて、遅刻して行ったときには面談の場でも、開口一番、
「本日は遅れてしまいまして、どうも申訳ございませんでした」
と皆さんに謝るのが常識です。迷惑をかけて平然としている人は、就職も「やっぱりな」という結果になるケースがあります。
では遅刻を避けるにはどうするかです。
地図、アドレス、電話番号をプリントやメモで持ってしていくのは当然です。
それでも途中何があるか分かりません。基本的には15分前にはいったんその会社(フロア)に到着してドアまで見ておきます。一度行ったところなら10分前でも。
ただ、15分以上に1本しかないバスや電車を使うような場合は、1本早いのに絶対乗れるようにします。
夏は、汗だくのまま行くのは余りにも失礼ですから、早めに到着し、涼しいところで汗が引いた上で臨むようにするのがエチケット。
余った時間にトイレや近くの喫茶店などで鏡を見て、身だしなみを確認しましょう。
約束時間の5〜3分前になるのを待って、受付に行きます。
なお、トランスサイエンス・キャリアのコンサルタントと同行する場合はお打合せして集まりましょう。携帯電話ももっておりますので、随時ご連絡をよろしくお願いいたします。
次に、志望企業については、下調べを十分にしていくことです。
パソコンや携帯電話でインターネットにつなぎ、相手企業のサイトを熟読しておきます。
地図などのアクセス情報だけでなく、会社概要、社長挨拶、製品・サービス、ニュースリリース、求人情報、先輩の話をよく読みます。検索エンジンで評判が分かることもあります(誹謗中傷や針小棒大な噂にだまされない注意も要ります)。
今の時代、下調べをしていくことは基本です。
会社名を教わっているのに会社のことを知らずに臨むのは、自分を大切にしないことです。
稀に、
「エージェントさんから勧められたから来ました」
と、ひとごとのように言う人がいます。たとえ自分が選んだのではなくスカウトの形で会社を紹介されたというときでも、
「それでも自分が主体的に会社を選んでアプローチしているのだ」
という認識をもっていないと、主体性のなさに呆れられることになります。
集めた企業情報は、自分の入社後の仕事と結びつけて、よく考察しておくことです。
相手企業のことを面接前夜に“付け焼き刃”で調べるのではなく、履歴書にどのような自己PRや提案を書き込むかという段階からよく調べて、自分の就活、転活に反映させるべきです。
志望企業には、気をつけて、そしてわくわく期待して行きましょう!
A. 弊社によるお世話のときにも人脈による紹介の併用が有利になることはありますが、注意点もあります。
出身校の先生に口添えしていただくなど、人脈を使って紹介してもらった方が、相手の企業の信頼をすぐに得られます。その効果はもちろんあります。
もちろん本当に紹介された会社がいい会社で、ご本人も本当にそこに行きたいと思っているケースであれば、人脈も使って行った方が絶対いいと思います。
もしそういう人脈、コネがあるのでしたら、トランスサイエンス・キャリアのエージェントと最初に面談したときにすぐ教えてください。進め方を考えましょう。
縁故は自分を最も高く評価し推薦してくれる術なので、本来は私たちエージェントが推薦するよりも強いものです。
「私の入りたいのはこの会社じゃないのに」
と思っても、とにかく会社に入りたいのでしたらやはり、縁故を使った方が強いでしょう。
あと、失業期間が長すぎる方などのように、エージェントの紹介での就職は難しいケースでは、縁故が非常に頼りになるでしょう。
縁故にはメリットだけでなく、次の2点のデメリットもあります。
縁故の欠点の第一は,断りにくいということです。
「紹介された企業よりこちらの企業の方が向いていそうですね」
と思っても、せっかくわざわざご紹介をいただいた以上は(結構上の人からの場合は特に)その企業の件を断りにくい、別の企業に行きにくい、ということがあります。
つまり、選択肢をあまり大きく広げられないことがあります。
特に行きたい会社でもないのにいろいろ人に頼んでいろいろなアドバイスを受けて、というのは、制約もたくさんついてくるので、最適とは限りません。
むしろ私たちを使ったほうがビジネスライクにできるので、選択肢を広げられるように思います。
AさんはB社志望でしたが、
「実は弁護士に紹介していただけるという人脈があるんです」
とおっしゃいました。でも弊社が紹介さしあげた方がいいですよというメリットを伝えましたら、結局弊社に頼むという話にまとまり、B社入社を果たしました。
縁故の欠点の第二は、条件交渉がしづらいことです。
「年収を上げろ」などとは言えないですね。
向こうの企業もそれを知っているので、条件交渉には強気でくることがあります。
以上のように、縁故にも良い面と悪い面があるということです。
縁故をもっていない方にも、私たちがついています。
私たちは、その方のいいところをできるだけ明確に企業に伝える形で、できるだけ“疑似縁故”になれるよう、心掛けて仕事をしております。
私たちがその企業の人とあらかじめ面識、人脈、企業脈があったり、すでに人をご紹介した実績がある場合があります。
その私たちがお連れすることは、ご本人が単独で門を叩く場合に比べて、疑似縁故でも相当プラスになっていると思います。
A.譲れない条件と譲れる条件を分けてある程度妥協することです。
ご本人の動機、目的、希望といったものが絶対譲れない条件なら、それはブラさないことです。
それ以外のいろいろな条件、たとえばお給料や、勤務時間、環境、福利厚生など、どの点についても「理想はこうだ」というお考えはお持ちと思います。
ちろん全部叶ったらいちばんいいに決まっています。
でも、納得できてしかも成功する転職、就職のためには、自分の本来したいことの希望だけはブレないように守ることが、いちばん大事なことです。
いくつか条件があれば優先順位をつけて、絶対外せない要件は何か、自分の考えをまとめておきます。
言い換えれば、妥協すべきところは妥協しないと、まとまる話もまとまりません。
(企業のほうにしても、応募者があらゆる面で100点満点でないことは分かっていて、妥協すべき点は妥協して採用するわけですから、お互いさまですね。)
地位やお金のような条件だけに目がいって、それが自分のやりたい仕事なのか、自分にできることなのか考えずに入社してしまうと、あとで、
「やっぱりここに合わなかった…… orz」
と後悔するかもしれません。
社長職を考えればすぐ分かりますが、報酬が高いということは、それだけ難しくリスクのあるポストということです。期待されることが大きいですから、能力に加えて相当な努力と運も必要でしょう。能力が一定なら、報酬と成功確率は反比例するのかもしれません。
「ネットで求人情報を見てお給料が気に入ったから、ぜひここに入れてください」
と一点張りで言われることがあります。
でも、そのように、自分でできる仕事かどうか考えずに、面接で何でも「できまーす」と言って入っても、結果できなくて、「だめじゃん」となると、また転職を繰り返すことになってしまいますから。
転活、就活の前に、鏡に向かって
「あなたは何がしたいの、できるの?」
と自分を見つめ直しておきましょう。
企業に過剰に評価してもらって入っても失敗してしまいますから、私たちトランスサイエンス・キャリアのコンサルタントとお会いしたときと、企業との面接のときには、自分ができることとできないことを、ちゃんと明確にお伝えてくださいね。
それと,失敗を避けるためには、その会社になぜこの職を募集しているのか、理由を聞けるとよいと思います。
もし、
「事業拡大のために専門家が必要になったけれど、社内ではこれに回せる人がいないので募集しています」
という理由なら、安心して入れますね。
逆に──本当に聞き出せるかどうか分かりませんが──実は相性の合う人が少ないマイペースな上司がいる、などというケースも、稀にはあります。
そこまで分からなくても、
「前任者は辞めて、前々任者も3カ月で辞めました」
と聞き出せば、理由を推し量って“賢明”な判断ができるかもしれません。
個人ではなかなか聞きにくいでしょう。私たちトランスサイエンス・キャリアのコンサルタントに依頼してみてください。
A.在職中に活動して職を見つける方が圧倒的に有利です。
まあ、文句なく優秀で引く手あまたという少数の方は別かもしれませんが。
「会社を辞めます」と宣言した後も律儀に最後の日まで全部出勤し、退社日の翌日から、あるいは極端なケースでは失業保険が切れてから、やっと就職活動にとりかかる人がいらっしゃいます。しかしこれは非常に損なことだと思います。
普通は辞めると宣言する前でも、できるだけ次の職を探しているものです。
辞めると宣言した途端、余っている有給休暇は全部取得して、有給休暇を取らせてくれない職場なら風邪(?)を引いてでも休んで、必死で面談をこなして内定を獲得するもののようです。
ちょっと企業の身になってみてください。応募者が、
「私は4カ月前に辞めたんですけど……」
と言ったら、
「なんで、次が決まってから辞めなかったの?」
と絶対聞きたくなるでしょう。
履歴書を見ながら、内心、
「辞めなくてはいけないわけが何かあったのかな……?」
「どこの会社も採らないような人を、ウチが取るということにならないかな……?」
とヒヤヒヤしているのです。
1カ月は「ゆっくりしておりました」という言い訳が通用するかもしれません。
2カ月なら「探しております」と言うにしても少し苦しい。
3カ月位でしょう、限界は。
半年空くと、もう結構厳しいと思います。
1年も空くと、どんなに優秀な方でもブランクの説明が大変。ですから、トランスサイエンス・キャリアのように先方の会社からフィーをいただく立場では、99%お連れしにくいですね。
長い空白が空いてしまっている場合は、むしろ別ルートで探していただく方がよろしいと思います。
ひとつは、前職、出身校の先生、先輩、友人、親御さん、ご親戚などの縁故を頼るのが救いの道です。
あるいは、とにかく履歴書上の空白期間など無視して、実績、資格、技能だけで評価してくれる会社を見つけていただくのがいいと思います。
若い方でしたら、派遣でとりあえず勤める道もあります。
転職を決める前に前職を辞めてしまうのは、心理的にもマイナスに働きます。
最初の1、2カ月は、
「どうせすぐ見つかるさ」
と楽観しているかもしれません。でも、3、4カ月、応募しても応募しても、面接に行っても行っても断られると、自信もなくなります。面接でもその不安が表情に出てしまってまた落ちる。こんな悪循環になることが、往々にしてあります。
そういうわけですので、できるだけ前職にいる間に次の場を決めておくようにしましょう。その方が気分的にも楽ですし、受かりやすいと言えます。
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Q12.何年か先に転職したい場合、どんな準備をすればいいですか?
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A.可能なら、今勤めている会社でスキルアップするのがいいでしょう。
基本的には、今の会社で仕事に全力投球して自分の能力や人間性を成長させること。
人に言えるような実績を作ること。
あるいは会社の教育研修や自分のプライベートな時間を使って、きちんと勉強することなどが、考えられます。
もしこうしたスキルアップが可能な環境なら、現職の間にそうやって自分の価値を高めておくことでしょう。
ただ、「女性の一般職はこの仕事だけ」と決まっている会社のように、今の会社の制約のために成長するのが難しいケースでは、したい仕事が与えられる場に早く移った方がいいこともあります。
現職で一生懸命スキルアップに打ち込むうちに、案外、今の仕事が面白くなってくる。そんなことも、あるかもしれませんよ。
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Q13.応募書類(履歴書と職務経歴書)は、手書きとパソコン作成のどちらがいいですか?
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A.少なくともトランスサイエンス・キャリアのお連れする企業に出す場合、手書きでなく必ずパソコン(やワープロなどの機器)で作成してください。
手書き(直筆)の字は、下手でも、また達筆すぎても、採用担当者にとって読みにくいことがあります。
もし達筆であることを伝えたいとしたら、自分の氏名だけペン書きにすれば十分です。
世の中の就職手引書の中には、
「個性があって歓迎されるので履歴書などは手書きで作成しましょう」
などと書いてあるものもありますが、惑わされることはありません。
たしかに大企業の中には、手書きの履歴書を最終的に取り寄せる会社もありますが、まずはパソコンで作ればOKです。
たとえばマイクロソフトのWordやExcel、あるいは紙にプリントして同じようになるなら、どんなソフトウェアでもいいので、作成してプリントしていけばいいでしょう。
ネットで
「履歴書 書式」や
「職務経歴書 書式」
などで検索すると、それらの罫線までセットされた白紙フォームや記入例が見つかります(あるいは「フォーム」や「ダウンロード」という言葉を使います)。
気にいったものがあればそれをダウンロードして使う、あるいは、それを参考に自分で作ることができるでしょう。
WordやExcelをもっていない場合は、
「履歴書 ダウンロード "専用入力ソフト"」
で検索すれば、印刷されている専用用紙を買い、メーカーからダウンロードする専用入力ソフトで内容を記入してプリントすれば、文字がピッタリ罫線に合って印刷されるというタイプの履歴書も見つかります。
WordやExcelをもっていない方は、「履歴書作成ソフト」でも検索してみましょう。「歴丸」などのソフトが見つかると思いますので検討してみましょう。
使用するフォントは、「MS 明朝」などのスッキリして明晰な系統が無難でしょう。
A.読む人が短時間に理解できるように、下に説明するように適量で簡潔な構成にします。
職務経歴書とは、どの会社や研究機関の何の部署で、どのような仕事や研究を任され、難題にどんなアプローチやチームワークで取り組んでどんな実績が上げられ、どんなスキル(知識、能力、資格等)を身につけたか、を書く書類です。
職歴書や業務経歴書といわれることもあります。
書式例はここに載せませんが履歴書ほど定型的な形式は存在しないので、むしろ中身で勝負になります。
前に身につけたスキルをあとの職歴で活かしたか、さらに、いままで身につけたすべてのスキルを志望ポストでどう活かせそうか。何ができるか具体的に書けることは書き、それ以外は“示唆”させるように書きます。失敗さえ、それから何を学習したかが書けるでしょう。
職務経歴書は自叙伝ではなく、製品「私」の売り込みパンフレットなのです。
ですからこのような「即戦力になるポイント」にこそ、分量や強調点を置いて(逆に関係ないことはあっさり)作るべきです。
職務経歴書は、A4版で2ページから2ページ半がベストです。
10枚も書いても、逆に読んでもらえないと思わなければなりません。
職務経歴書には、サマリーを先頭に書くのがお勧めです。
サマリーには、自分がこれまで何をしてきて、何ができるかを、分かりやすさを心掛けて10〜13行で書きます。決して長すぎてはいけません。
そのあと2ページめのおわりまでのところに、職歴を記載します。
職歴は直近になるほど重要ですので、次のような新しい順の記載方式を採用するのもいいでしょう(数字は時間がたつほど大きい)。
会社3 部署31
部署32
部署33
会社2 部署21
部署22
会社1 部署11
部署12
しかし、次のように部署歴まで新しい順にひっくり返すのは、かえって見にくくなるかもしれません。
会社3 部署33
部署32
部署31
会社2 部署22
部署21
会社1 部署12
部署11
3ページめの前半に学歴などの履歴を添えておわりです。履歴書と情報が一部重複してかまいません。これによって、これ自体で履歴を含む履歴職歴書になります。
職歴が1ページでは、採用企業に十分判断してもらうには貧弱過ぎます(昔は1ページにまとめろと言われたものですが、時代が変わりました)。
若い方など、2ページ〜2ページ半を埋めるのは材料不足で苦しい場合もあるでしょう。
そこで、職歴で埋まらなかった余白には頑張って自己PRを書きましょう。
また、ベンチャー企業に就職希望で、大学、研究機関、企業研究部門などで論文や本、あるいは特許などを書いてこられた研究者の方の場合、自分のアカデミックな業績リストを添付します。
(論文、特許、著書、科研費等の研究費や補助金の受給、研究受託、実用化、学会・委員会活動および受賞、その他)
あるなら示さなければ「論文も出してないのか」と見られてしまって損です。
所属歴を記載した職務経歴部分(上記で2ページ〜2ページ半としたもの)の途中に業績リストを混ぜてしまって、長ったらしく複雑に見えてしまう構成は避けましょう。
別綴じにしてクリップで一緒にする位が適切ではないでしょうか。
なお、代表論文の抜き刷りを1点程度添付する研究者もいます。
業績リスト以外の理由でだらだら長くなった職務経歴書は、一生懸命書いたものであっても採用担当者には嫌われてしまいます。
(昔、ご本人の業績でもなく企業の内部情報ではないかというような四十数ページものレジメを出されてビックリしたことがあります。なんとか2ページにしていただいて、無事転職できました。)
以上では画一的に書きましたが、個々の状況に合わせて変えるべきこともあるでしょう。
ただいずれの場合も、忙しい読み手の気持ちを第一に考えてあげて、どこがアピールポイントなのか要約して訴えることが大切です。
トランスサイエンス・キャリアをご利用の場合は、職務経歴書の作り方や改良のアドバイスもしてさしあげられますので安心です。
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Q15.付けると効果的という提案書やカバーレターとは?
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A.自分が入社後にできる仕事の提案書や、相手企業ごとに志望動機、アピールポイント、提案を記載するカバーレターを積極的に作って出した方が有利です。
たとえば博士課程修了者、ポスドクのように、企業勤務の経験がないため求人需要が少なく不利な方々がおられます。
それでも、人によっては企業で総合力を発揮して貢献できます。そうした潜在能力や意欲を示すためにも、優秀な頭脳を駆使して志望先企業向けの提案を書面にすることは、とても効果的です。
「入社後、私は、今まで身につけたこれこれの技術を応用し、これこれの仕事をこのような発想で行って、その結果御社の○○事業にこう貢献できると考えております。」
というような企画、抱負、提案を提案書にして、職務経歴書に添付します。カラースライドにしたり図表を入れてもいいでしょう。
または、志望動機、自分のアピールポイントとなる能力と、上記のような提案を、ひとつのセットにして、志望先宛の1〜2ページものにして、職務経歴書の表紙のように添付しても結構です。これがカバーレターです。
カバーレターはコピーで何社にでも使い回せるものではありません。相手先企業ごとにそれぞれ志望動機やアピールポイントや提案を一生懸命考えて書くものです。
たとえば応募者の誇りは○○技術に関する研究成果であるとしましょう。
「御社の現行製品□□は、××技術によって製造なさっていると存じますが、私が身につけた最新○○技術の改良研究を2人ほどのチームで行って適用がうまくいけば、従来技術と同等品質でコスト半分の製品が、2、3年で開発できる可能性がありますのでご提案致します」
このような提案は、中身が伴っていれば、企業にとって価値が大きいもので、人の採用の動機にもなってきます。
こうした提案書あるいはカバーレターを受け取った企業側は、
「あっ、この人はこういうことを提案してくれる人か!!」
と真剣に受け止めてくれます。さらには、
「この発想だったら当社の研究開発のここでやらせると事業展開に役立つかな」
と、入社後のことも含めて具体的に検討しやすくなりますから、より有利になるでしょう。
特に効果的と思われるのは博士課程修了者、ポスドクの方です。優秀なのに、世間からは(誤解も含めて)
「現場を知らないでプライドと年齢は高く、協調性やコミュニケーション能力に欠けるので、戦力になりにくい」
などと思い込まれている面があります。そこで、志望先が惚れ惚れしてくれるような、謙虚かつ前向きな提案書を出して、そんな誤解を解くといいと思います。
もちろん企業は、現在進行中の研究内容や事業内容を詳しくは公開していません。ですから、事前にいくらネットなどで調査しても、提案が的外れになってしまうことはあります。話してみたら、
「いやうちは××技術だけでなく○○技術の研究もはじめているよ」
となるかもしれません。
でもそれは止むを得ないことと相手も知っていますから特に問題ありません。想像を入れてでも、最大限具体的な提案にまとめましょう。
ひとつ気をつけたいのは、志望企業への提案の中で現状の問題点をどのように記載するかです。
ソニーはさすがに意識が高く、現状のここが問題だとはっきり否定して提案してくる人を好む傾向が割とあります。でも、そういう会社は少数です。
たとえばあなたが経営しているベンチャー企業に応募してきた人が、以下のように書いてきたと想像してみてください。
「御社の財務状況の転落ぶりは恥ずべき状態と言わねばなるまい。
小生の分析するところ、御社の凋落の根本原因は、次の2点である。
まず研究陣の弱体。小生がちょっと調査してみても、御社は論文発表・研究会活動・(大学等との)共同研究が皆無である。この状況を鑑みると、御社は他社の最新技術の把握も不十分であり他社の凌駕など望むべくもないことは自明である。競争意識および向上意識の低さは嘆かわしい。
さらにもう1点は、経営者が目先の営利の追求に囚われて先行投資しないことである。もっと優秀で意識の高い人間を高給で入れて、米国留学も自由にさせながら最先端の世界的研究をさせるという、他社では当たり前の重点投資を、御社が長年怠ったツケが回ってきたこと。以上2点に尽きるのである。」
まあこれは極端な創作であって、たとえソニーでも呆れるでしょうが……。
いずれにせよ、今の会社の人達の気分を害するような強い批判や否定の調子になると、採用にマイナスになることもあります。
自分の実績と、提案とは、両方ウリになります。
そうではあっても、実績がないと提案の説得力はあまりありません。
客観的に評価できる実績があって、それにプラスアルファで実現性が想像できるような程度の提案でないと、飛躍があると思われてしまうでしょう。
実力とバランスのとれた提案をすることです。
大手の人材エージェント会社のコンサルタントの多くは、提案書やカバーレターのようなオプションは不要と言うかもしれません。
けれども、トランスサイエンス・キャリアは、丁寧な個別対応を心掛けております。積極的に提案・自己PRの資料を揃えるられる方は推薦しやすく、喜んでご協力さしあげております。
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Q16.現職で我慢するか転職するか迷ったらどう判断したらいいですか?
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A.安易な転職の繰返しは不利なので十分慎重にしてください。もし自分が最優先に考えるものが現職になく転職先にあるなら転職する、という判断がいいでしょう。
一応、現職の会社が安定成長していれば現職優先、経営が危なければ時機を見て転職するしかないということは基本的にあるでしょう。
その上で、自分がいちばん大事に考える条件が何かを明らかにし、それが現職にあるのならそれを大事にして転職しないことが、ベストではないかと思います。
もし自分が最優先にするのが給料であって、それさえ上がればつらい仕事でも頑張れるという自信のある人なら、高給の会社が採用してくれそうなときが転職のチャンスかもしれません。
しかし、最初は
「現職はつまらない。もっとやり甲斐のある仕事ができる会社に移りたい」
とおっしゃっている人も、いざ
「給料が下がりますが成長途上の企業で活躍してみませんか」
となると、
「実はいま安定している会社でまあまあいい給料をもらえているので、やめておきます」
というケースがあります。その人が最優先するのは「安定と高給」であってそれが現職にあることに気付いたのですね。
やり甲斐の方が給料よりも大切という人も多いです。給料が上がるという一点だけに飛びついて、仕事内容もろくに確認せずに行ってしまう無茶なことは、しない方がいいと思います。
入ってから結局仕事内容が気に入らずに転職を繰り返すと、履歴書を見た採用担当者は、
「この人は腰の軽い人かな。堪え性(こらえしょう)のない人かな。うちにも居つかないんじゃないかな」
と心配して消極的になるものです。
特に、何のアップにもなってない転職を繰り返すのは、最悪です。
「年収が上がりました」、「ポジションが上がりました」、「仕事の幅が広がりました」、というように何かしらアップした転職であれば、まだ採用する企業も納得します。しかし、そういう形跡の見えないケースですと、
「この人は、そうか、自分のキャリアプランも考えずに安易に転職を繰り返してるな」
と見られてしまいます。
私たちが人材ビジネスをしていながら申しあげるのも無欲なようですが、
「絶対に安易に転職してはいけません」
ということです。
転職が気軽にできる時代になったといわれていますが、次々目移りするような安易な転職は不利、という認識は必要です。
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Q17.労働条件が劣悪な会社(ブラック企業)を避けられますか?
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A.私たちは企業の内情やその変化をなるべく把握してそういう会社を避けるようにしています。
労働条件が非常に劣悪な会社のことを、最近は「ブラック企業」と呼ぶようですね。
そういう企業が少なからず存在しているのも事実です。
実は私たちはずっと以前から、自分で“NG会社”という言葉でそういう会社を定義しておりました(NG: No Good)。
そして、たとえ求人案件を出してきた企業であっても、自分の思う“NG会社”の条件に該当すると思えばそこには一人もご紹介しない、という姿勢でやってきました。
もっとも、ネットも含めれば、ほとんどの会社の悪口が聞こえてきます。本当はどうなのでしょう。
会社との相性がよくないだけで会社を悪く言う人もいるでしょう。
また、本当はその人に主な問題があるのに、一方的に会社の悪口を言いふらすケースもあります。
そうかと思うと、本当に会社に問題があるために噂が絶えないと思われるところもあります。
このように、噂の信頼性はさまざまですので、噂を鵜呑みにもできませんね。
企業の内情やその変化を正確にキャッチするのは大変難しいことですが、トランスサイエンス・キャリアはこれからも、できる限りこのように厳しい目で企業の選別をかけてご紹介してまいりたいと思っております。
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Q18.現職の悩みが転職すれば消えるなんて考えるのは贅沢ですか?
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A.いちがいに言えません。悩みの原因が自分か会社か、よく考え抜いて判断しましょう。
上司や同僚との人間関係が気まずいとか、成果が全然評価されない、あるいは忙し過ぎて健康を害するほどだ、など、悩みの種類もいろいろあろうかと思います。
そこはまあ、失礼ながら、ご自分の側に原因がないかどうか(誰でも最初は人のせいだと思っていますが)、一度冷静に(相手の立場でその気持ちもシミュレーションしたりして)精査してみましょう。
そしてもし、自分の行動に問題が見つかったら、これはどこの会社に移ってもまた同じ事態になる可能性が高いといえます。自分の行動を改めるのか、会社組織と両方に問題があるなら話し合って解決するのか、とにかく転職なしの前提で解決法を探ることです。
でもそうでなく、たとえば会社の誰々さんに問題があって、他の人も困っている。けれど、自分はどうしてもここから逃げられないので救われる見込みがない。このように会社側の原因と判明すれば、悩みで体を壊さないうちに会社を移るのも、ひとつの手立てと言えるでしょう。
大きな会社であれば、退社までしなくても、部署間、関係会社間で異動させてもらって解決することも多いですよ。自分の信頼できる“えらい人”に相談してみてはどうでしょう。
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Q19.年齢40歳迄、経験10年以上、修士以上などの求人条件は厳密なものですか?
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A.いいえ、いい人ならかなりの幅許容されますので、私たちにご相談ください。ただし、弊社のクライアント企業を想定しています。
今どきは理由のない年齢制限はできないのですが、依然として企業側が求人するとき、何かと理由を付けて年齢制限する場合が多いですね。
求人雑誌やネットの就職情報を見て応募する方は、年齢が40歳までと書いてあれば、自分は41歳だからとすぐ諦めてしまうでしょうか。
たしかにご自分で応募する場合、大手企業がまとまった数の求人をしているときなど、必要な学位がなかったり、1歳でもオーバーしていれば、職務経歴書を見もしないで弾かれてしまうようです。
(よほど専門能力が高いとか、学位を補える貴重な資格をもっている場合には、例外がありますが,それはご自身でも判断できるくらい特別なケースでしょう。)
一方トランスサイエンス・キャリアでご紹介する場合は通常、2歳位までのオーバーであれば全然問題ありません。いい人なら、5歳オーバーでも連れて参ります。
学位についても、たとえば博士以上の求人でも、修士卒で専門能力や経験がずば抜けている人なら、
「この人は凄いですから」
と言って連れて参ります。
経験年数何年以上という制限も実際は結構ゆるく、10年以上とあって8年、3年以上とあって2年半でも通るかもしれません。
ちなみに前職でむかし、大手M社の経験3年以上という求人に、2年半の人を連れていきましたら、すぐに不合格ではなかったのですが保留にされました。そして、
「たぶん難しいと思うので他社への応募を優先してくださって結構ですよ」
とか何とか途中で言われたとは思いますが、4カ月間保留にされた挙げ句落とされました。大手では条件に外れた応募者は“補欠”程度に見られることがあるという一例ですね。
トランスサイエンス・キャリアのご紹介する企業の場合は、もっと人を見て、OKならすぐOKと判断すると思います。
A.給料の多少の差には目をつぶっても、自分に合った転職先を選ぶのがいいでしょう。
まず「第二新卒」の説明です。
これは、新卒入社後、社員勤務を1〜3年して、退職した、または退職しようとしている転職候補者を指します。5年までも含める人もあり、25歳以下という人もあります。勤務経験不問とする企業も一部あります。これを越える勤務経験があると「中途入社」の範疇にはいるようです。
企業によっては「第二新卒」を区別していませんので、「中途入社募集」に該当することがあります。
さて、本題に戻りますと、第二新卒のかたは通常、給料をとやかく言えるような経験を積んではおられません。企業の提示した給与額に対して交渉の余地も比較的少ないものです。
同期の新卒入社で続いている人より給料で遅れを取ろうが取るまいが、

と頑張ればいいことです。
ただ、もし違う業界に移るなら、同年齢でも業界によって給料水準が違いますから、給与アップになることはあるでしょう。たとえばメーカーよりも金融や商社の大手なら高いかもしれません。
第二新卒のかたは、一度
「この会社にはいって失敗したなー」
と思って辞めているわけでしょう。
それを考えれば、生活に響かないほどの給料の差で企業を選ぶのは、本末転倒ではないでしょうか。
まだお若いのですから、次こそは失敗しない会社、やりたいことで貢献でき、自分を大きく成長させられる会社を、第一に選択しましょう。
第二新卒に該当する方、トランスサイエンス・キャリアのお勧めする成長企業でバリバリ活躍しませんか?
A.需給バランスから50代以降は転職で下がることが多いですが、責任の重いポストで高くなることや、別業界のために高くなることはあります。
大手で中高年を大量に求めているところは稀です。一方で中高年は、大手や中小や民営化企業からも大量に出されてきます。
若い人と違い、別に移りたくて移るのではなく、事情があって移る人が多い市場なので、移って年収が下がる人が多いのも自然といえましょう。
早期退職とか定年後の層になると、退職金や年金があってお金に困っていないことも多いのです。
ですから、企業は安い給料を提示しても応募者が多くてよりどりみどり。
同じ能力・給料なら、残業もこなせる若い人を雇って長期間使いたいという向きもあるでしょう。
「定年前の年収1,000万を維持したいよ」
とおっしゃられましても、それが「余人をもって代えがたい仕事」でなければ、ほかにも
「私は年収200万でもやりますよ。家で遊んでいてもしょうがないから」
という人が、残念ながら世の中にたくさんいらっしゃるということです。
ですから、よほど見込まれてハンティングされるケースでなければ、あまり高給を望まないほうがチャンスが広がるでしょう。
これは需給バランスが偏っているので、仕方ないことです。
けれども、中高年の転職には、中高年が飽和に近い大手企業から、トランスサイエンス・キャリアの得意とする中小企業・ベンチャー企業へ、という大きな流れはあります。
ベンチャー企業の場合、上場前のステージのため役員・職員に大手企業のような高給は出せないものです。
そこで高給にする代わりに新株予約権(ストックオプション)を付与しているベンチャーが少なくありません。
役職員は、数年後に上場すれば対価が得られる可能性と引き換えに、いま自分も一生懸命頑張って会社の価値を上げようという仕組みです。
また、同年齢でも肩書はベンチャーにいるほうが上、ということもありえます。30代の事業部長や取締役もいます。
企業を比較するときには、単純に年収が上がるか下がるかだけでなく、こういう付加価値や、少数精鋭の中で
「自分が貢献して会社を短期上場させるぞ」
といった、大手ではできない仕事のやり甲斐も加味して、比較する必要があるでしょう。
なお、企業面接の場で柔軟性を見せようとして、
「前職より給与ダウンしても構いません」
などと“心にもないこと”を言ってしまうと、企業はゲンキンですから、願ったり叶ったりと本当に下げてきて後悔することになります。
受かる自信があって給与ダウンの覚悟がないのなら、余計なことは言わないことです。
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Q22.出産・育児の支援状況を質問してもいいものですか?
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A.いえ、よほど婉曲に聞かない限り煙たがられるので、私たち経由で質問した方がいいと思います。
仕事と、出産・育児・介護・社会貢献活動等との両立をワークライフバランスといいますが、これに志望企業がどの位配慮してくれるでしょうか。この問題は、生活設計を左右しますから、女性に限らず男性も大きな関心をもっていて当然です。
例:しっかり産前休暇がとれるか、育児休業中の経済的援助はどうか、託児所はあるか、 その他配偶者出産休暇、育児短時間勤務、介護休業、介護休業中の情報提供、介護休業後復帰のための能力開発機会提供、社会活動制度、(特に介護のための)在宅勤務制度、裁量労働制度など
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たしかにベネッセ、リクルートをはじめ、大手で利益が出ている会社などは割合しっかりしているので、そういう会社に入社できる人は制度が利用できていいのですが……。
でもベンチャー企業や中小企業は、実際そういう余裕はあまりありません。
もちろんベンチャーにも、託児所設置などまでは無理でも、法的な最低水準プラスアルファを機能させて、有能な女性社員の長期確保に努力しているところは少なくありません。
たとえそれにしても、たとえば入社させた人が半年も経たずに出産して休みにはいってしまったとします。代わりの(有能だけど一時雇用するだけの)人の手当と引き継ぎも緊急に必要になり、もともと少数精鋭・短期決戦のベンチャー企業にしたら大損ですよね。
企業面接でこの種の話題を下手に出すと不採用になってしまうのも、なぜかがお分かりになると思います。
自分が期待されている以上に目覚ましく働いてみせるという前に、会社が法的最低水準より目覚ましく厚遇することを当然の権利と思っているように見えると、(そのつもりがなくとも)経営者の反発を買います。
入社時だけでなく入社後も要注意です。よほど会社に大きな貸しを作るほどの実績を作ってからお願いしたら、会社は引き止めるために配慮してくれるかもしれません。
「あなたの場合、何々はOKだよ」
「何々してあげるよ」
と面談で経営者が口約束してくれた“融通条件”は、働いているうちに特例に値しないと評価が変わったり、忘れられたりして,揉め事の原因になる例が見られます。これを避けるには、契約時に約束を文書化しておくといいでしょう。
出産・育児の支援状況は、そんな“危険”な質問ですが、どうしても気になるという人の聞き方としては、
「御社では、結婚しても仕事されている方はどれくらいいらっしゃるんですか?」
とか、
「お子さんが産まれても働いている方はどれくらいいらっしゃるんですか?」
と聞いてみるくらいなら、まだいいかもしません。
「えーと、□人いるよ」
という会社であれば、実績があるから大丈夫と分かりますね。
それでもその質問をバーンと前面にぶつけるのではなくて、いろいろな質問の中に混ぜて、空気を読みながら聞くようにする方がいいでしょう。
でもせっかくトランスサイエンス・キャリアをご利用になるのですから、聞いて自分がマイナスになるような質問は、私たちエージェントに託してみてください。さりげなく聞いてきたいと思います。まさにエージェント(代理人)を使うメリットです。
結婚退職予定や出産予定があれば、たとえ不利であっても包み隠さない方がトラブル防止になります。会社への伝え方は私たちにあらかじめご相談ください。
A.基本形は次のとおりで、会社により違いがあります。
書類審査 → [試験] → 人事面接 → 役員面接 → 合否通知
人事面接と役員面接が逆の順序になる場合もあります。
トランスサイエンス・キャリアのクライアント企業では、試験をする会社は少数ですので角カッコでくくりました。
なお、SPI、NSPIなどの検査までする会社は稀です。
「試験」の位置は、上記の形のほか、最終の面接(上記では役員面接)の直前にという形もあります。
書類審査 → 人事面接 → 試験 → 役員面接 → 合否通知
上記に加えて、合否通知の前に、会食が設けられるケースが結構多くあります。
書類審査 → [試験] → 人事面接 → 役員面接 → 会食 → 合否通知
会食では、面接では十分わからない人柄が観察されています。
ベロンベロンに酔って相手を尊う態度を忘れてしまったり、前職の会社や人の悪口を言ったり、経営者が恐れる企業秘密漏洩にあたるような情報を平然とペラペラ喋ったりしたら大変です。
こんな「つい」「うっかり」の失敗がございませんように。
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Q24.人材コンサルタントとの面談は会社面接と同じ臨み方が必要?
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A.まず職歴などは、そのつもりできっちりお話しください。あとは繕わないで本音ベースでいろいろ教えてください。
やはりお会いしたときの印象は、私たちが「人となり」を知るための貴重な情報源です。
その後、会社面接になったときに上手に職歴などを話せるために何かないか。服装や髪形、メイク、目障りな座り方や耳障りな話し方の癖、なども含めて、「それはちょっとね」という風に、気付いたことをちゃんとアドバイスして差し上げることにしております。
ですから、もし最初から最後まで、頭からつま先まで、会社面接と180度違うカジュアルな接し方をされてしまいますと、私たちはアドバイスのために非常に想像力を必要としてしまいます。
そこをご考慮いただいて、最初ある程度きちんとした姿もお見せいただければと思います。
別に私たちとの面談は、“待遇”や“権利”を巡る“交渉”の場でもなんでもありません。
お会いするということは、私たちエージェント(代理人)に、10の自分を10と正しく理解・評価してもらって味方につけ「良き推薦者」にする機会です。このように思っていただければ結構です。
私たちは、ご自分の売りや弱点、ご希望や不安な点は何か、さまざまな関連情報を知って、一緒にベストの作戦を立てたいと思います。
ざっくばらんにお伺いしてまいりますからご安心ください。もしはじめに緊張されていても、いつのまにか普通に会話できていると思います。
実は出産予定があるとか、コネがあるとか、前職では会社や自分にこんな問題があったというように、志望企業に面と向かって言ったらマイナスになるかもしれない情報はありませんか?
むしろお会いしたら私たちエージェントにどんどん言ってくださることが、結果的にプラスになると思います。企業への適切な言い方を考えます。
重い荷物も一緒に分け持って、明るい明日への扉を開きましょう。

A.自分勝手にルーズに考えず,基本に対しては細心の注意を払った方が安全です。以下に具体的に説明します。
男性の場合、スーツにネクタイがいいです。
昨今、総理大臣もクールビズでノーネクタイだったりしますが、たとえいいよと言われてもネクタイをしていく位の慎重さがあっていいと思います。
結び目は、何かしたはずみに曲がってしまうこともありますよね。面接直前にもう一度チェックしましょう。
ワイシャツは白だけでなく、ストライプやカラーシャツくらいは許容範囲でしょう(でも黒いシャツに白いネクタイのような極端なカラーは避けましょう)。
女性は、新卒はリクルートスーツでも転職のときはリクルートスーツにする必要はなく、きちんとした服装ならいいでしょう。ただ、面接に「派手過ぎ」の服装はダメです。たとえば銀行員のような、明るくても固い服装は無難です。
アクセサリーも、あまりキラキラ付けるとマイナスになります。
男性にスーツが必須であると同様、女性にはメイクは必須であって、スッピンは絶対にあり得ません。逆にあまりに濃いお化粧も、悪い印象に取られる場合があります。
メイクと香水は、面接の日だけでも(?)、控えめにしましょう。
最近、爪(ネイル)のおシャレがはやっていますが、人によっては結構うるさく言うので、普通の爪にしていってください。
履物で絶対ダメなのは、ブーツや、サンダルやミュール。ちゃんとした靴を履きます。靴下やストッキング類を着用します。足の爪を見せたり素肌にするの避けます。
面接当日はおうちで鏡を見て身だしなみをチェックします。
「清潔第一」です。
奥様のいる男性でしたら、この日ばかりは“メイクのプロ”である奥様に、清潔に仕上がっているかどうか、じっくり顔や服装をチェックしていただくのもよろしいかと思います。
A.エクスキューズしておけば気楽になれます。会話の答を短くするのがコツ。
上がったための口下手、口ごもり、いい間違えに言い直し、赤面や体の震えなど、あまり気にすることはありません。一生懸命受け答えしている、というそのまじめな姿勢こそ貴重ですから。
知恵として、面接がはじまったら、最初に
「すみません、今ちょっと緊張しております。」
とか、
「緊張しているのでうまく言えないかもしれませんが。」
と率直におことわりしてしまうのがとても効きます。
こうすれば相手が、寛容に聞いてくれるモードになってくれますので、自分もシドロモドロ状態に落ち込むことなく、安心して話すことができます。
そして、相手の質問にできるだけ短く答えることにだけ、努力してください。
実際には、長く話さなければ回答できないような質問は、ほとんどないはずです。
伝える情報だけ伝えることに徹して、短く答えれば口下手も何も関係しませんよね。
ひとり対数人では、緊張しても自然です。トランスサイエンス・キャリアをご利用になる場合は、企業面接にコンサルタントも同席するケースが多いので、上がりやすい個人の方には心強いことと存じます。ご希望をおっしゃってください。
A.はい、敬語の基本は必須です。
むかし、「御社」というべき部分をずっと「弊社」「弊社」と言ってた人がいて、ハラハラしました。
敬語は大事で、採用側から突っ込まれるポイントのひとつです。
返事は「ウン」でなく「はい」。
友達言葉(タメぐち)にはならず、「です・ます調」を使う。
不必要な敬語をちりばめる必要はないので、このような基本さえできていればたいてい大丈夫です。
ただ、秘書や、誰かをサポートする職種、お客様と接する職種の場合、敬語がおかしい人は採用NGでしょう。
自分の敬語に問題がないかどうか、上司や同僚はどう言っていますか?
敬語がちゃんと使えない人は、就職活動の前に本やCD,DVD,学校などで勉強・練習しておきましょう。一生役立ちます。
A.無駄な言葉を減らして、文は短く切る、結論は先にというのがいい印象を持たれます。
面接官は30代後半から多いのは40代、あと50代なので、学生のような軽い言葉の濫用には気をつけた方がいいですね。
たとえば語尾を伸ばしてしまう癖には気をつけたいですね。
「私はこうこうこうしてきてぇぇ、ナントカだしぃぃ」
というような“耳障り”な連発は治したいものです。
また,文章に「。」をあまり入れない人がいますね。
「なになにしまして、そのあとこうこうしまして、それからなになにしまして、それでこれこれで、……」
と「連用形」を並べる人がいます。
また、
「なになにでしたが、これこれですが、なになにしましたが、」
のように「逆接」の接続で文を並べる人もいます。
こうして、何十個の文からなる巨大な複文を構築しているわけです。
これは、聞いていてものすごく飽きてしまいます。
ですから、文章は短くします。
(単文=主語+述語として、使う複文は、
単文+接続詞+単文、などのような、
単文2個以内のサイズに収めましょう。
すると、話し言葉も書き言葉も、軽快になります。)
また、発言と発言の間にはちゃんと黙ることです。
考えているときぐらい黙って考えればいいのに、その間も
「えーーー」とか
「あーーー」とか
「んーーー」とか、
ずっと発声し続けている人がおられます。饒舌な方に多い癖です。
これをすると相手が割り込んで質問することができず、自分勝手な人だと受け止められてしまいます。
もっとマイペースな人で、時間配分を考えずに長く喋る人がおられます。
重点を厳選してそこを強調して話せばいいのに、反対に、字を全部読み、さらに思いつく限りの情報をどんどん追加挿入して、なかなか終わりに到達しない……。
この間も、経歴を延々と30分も話している人がいました。話にまとまりがなく、他の人はみんな疲れ果てました。結果は不合格でした。
学会でもよく言われることですし、社内でも同様ですが──質問にはまず結論を述べ、その後ろに理由を付け加えるという回答をするよう、心掛けましょう。
まず、「はい」か「いいえ」か、難しければ「場合によります」と答えてしまいます。
あるいは、結論を1センテンスに要約して回答します。
その後必要なら──そして相手が回答に満足したかとうか様子を見ながら──説明を適当に補足するのです。
これなら、相手にじれったさを感じさせずにすみます。
「理路整然とした人だな」
という好印象をもたれるかもしれません。
ちなみに、このトランスサイエンス・キャリアのQ&Aも、Answerの直後にまず結論を1センテンス位で書くようにしています。お気づきでしたか?
以上挙げたような癖は、当人、自覚していないことが多いものです。
まわりの人にお願いしてチェックしてもらうか、録音して文字にして検討することは、確実な対策になります
(皮肉なことに、こんなことに対策など不要という人ほど、話し方が自分勝手で問題があったりします……)。
A.最初と、終わりと、ほかにもたまに笑顔は欲しいですが、お世辞は不要です。
相手が真剣な話をしているときも絶えずニヤニヤと笑っていたら、かえって気持ちわるいかもしれませんね。
そうでなく、最初の挨拶と最後帰る前に笑いかけたり、途中も面白い話や嬉しい話が出たときに屈託なく笑えたら、場もなごんで、いいのではないでしょうか。
お世辞は不要です。
志望企業の長所、たとえば優れた技術に興味を示したり、誉めるのはいいでしょう。
誉めるのも実際の1割増しか2割増しくらいまでが限度です。
これは、自己アピールでも自分が10として11から12までがいいのと同様です。
もし5割増とか、世界的技術がまだないのに世界的な凄い技術云々とか、赤字なのに素晴らしい急成長云々というように、いい加減なお世辞を言うと、
「何だこいつ、うちのことを分かってないし、過度な期待をして受けに来てるんじゃないか」
となって、根拠のない発言に突っ込まれる元になりかねません。
相手の会社をよく調べて理解していって、事実に基づいてお話しすることがいちばんいいですね。
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Q30.したい仕事はどのように述べるのがいいですか?
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A.できること・分からないことを区別して、また、第二希望以下も用意していくのがいいと思います。
したいことと、できることとは、区別して話すことが原則です。実現可能な能力が今あるのかどうかで、使う方の対応も変わりますから。
したいことは、必ずふたつ以上持っていきましょう。
(それらの“距離”をどれ位とれるかは、職種や人にもよるでしょうけれど。)
1個だけ一生懸命訴えたとき、それが企業側の事業や求人需要とぴったりマッチすれば、自分もその仕事に就けてハッピーでしょう。でも的を外してしまうと、
「いやー、でもそれは、うちじゃなかなかできないよ」
と言われて、会話が止まってしまいます。
「この人は何か自分勝手に膨らませた夢か願望を持ってきて、それ以外は拒否するみたいな人か……」
と思われてしまうかもしれません。
一方、2点、3点“持ち駒”をもっていれば、
「できればこれがやりたいと思います!
でも絶対というわけではなく、ほかにも御社のこちらの仕事にも興味があります!」
という柔軟性を見せられます。
これは、示した「点」以上に「面」も感じさせて、とてもいいと思います。
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Q31.したい仕事はどんな場合に認められやすいですか?
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A.提示された職との差が比較しやすい希望なら通りやすいようです。そのためにも志望企業の事前調査は必要です。
中途採用の場合には、新卒とは違い、即戦力を期待して「できること」をベースにポジションが提示されます。
「これができる人を探してます」
ということです。
ですから、それと異なることで、
「私は実績はないんですけどこれをやってみたい」
という希望をぶつけても、通りにくいものです。
そこで、提示された仕事を少し広げたところとか、少し横に寄せたところの仕事をしたいというアピールの仕方がいいと思います。
チェンジではなく、ステップアップであれば、お互い歩み寄れるところが見つかりやすいものです。
それが携わる内容の希望なのか、メンバーをマネジメントするポジションに就きたいという希望なのかは、それぞれでしょう。
そのステップアップのポジションの要件を自分が満たしていればOKでしょう。 もし満たしていなかったとしても、それに匹敵する別の経験やスキルがあるとか、もしくは足りないところを猛勉強でキャッチアップしますということで、現実性と熱意をもってアピールしていきます。
適切な自己アピールをして合格し希望を実現するには、受験前の企業の事前研究が非常に大事というか、今や当たり前です。
今は新卒の人達も、ものすごい企業研究をしてきます。
そんな中で、中途採用や第二新卒の応募者が、企業のことを全然調べてこないと分かると、
「えーっ? 新卒にも見劣りする社会人だな」
と呆れられてしまいます。
まずパソコンでの検索に慣れ、ネットで見つかる限りの情報を収集し、特にその企業の求人案件は自分の希望以外も熟読します。先輩、雑誌など他のチャネルで得られる情報も集めます。
どこに配属されたらどうなるか、
「ここはこういう仕事をやってそうだから、自分だったらこういう風に貢献できるだろうな」
と、最大限想像力を膨らませて、頭の中でシミュレーションを重ねておきます。
こうして面接に臨んでアピールすれば、よりうまくいきます。
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Q32.コンサルタントは面接に同席してくれますか?
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A.ご希望によりますが、トランスサイエンス・キャリアの場合は面接でコンサルタントが同席することが多いです。
大手企業の場合は、人数が多かったり、選考全般を企業が仕切っていますから、同席できない場合がほとんどです。
大手の人材エージェントは、あまり同席しないと思います。
同席できるエージェントがいれば、その企業とグリップが強いと考えられます。
面接のとき、横にトランスサイエンス・キャリアのコンサルタントがいるメリットはいろいろあります。
個人のかたの良いところを要約してはじめにお伝えしてあげることができます。
また、きっとこのような質問にはこの人が弱いだろうという部分をはじめからエクスキューズで出しておいてさしあげることで、うまく運ぶこともできます。
返答に窮しそうなときに、横からちょっとフォローもできます。
逆にその企業がその人に惚れ込んでぜひ採用したいという場合、やりとりを見ていて、そこで応募者のかたが疑問に思われていたことをあとで調査してお答えして、企業をお勧めすることもあります。
このように、トランスサイエンス・キャリアのコンサルタントが同行することには、いろいろな利点があると思います。
A.転職した方が幸せに働けていらっしゃるのが最高の喜びです。
嬉しいのは、私たちが転職のお手伝いをしたあと、しばらくして、結果がよかったと分かったときですね。
もちろん、希望の会社に就職できたそのときに、
「ありがとうございます、嬉しいです」
とおっしゃってくださるのは、嬉しく思います。
これが、半年、1年、あるいは2年経って、その人が嬉しそうに働いていらっしゃるのを知るとします。
「あのときにこの会社をお勧めいただきましたが、このご縁があって本当に良かったです」
とご連絡やお話があったり、会社を訪問したときに偶然それが分かったときです。
こんなときは、最高の嬉しさを感じます。
一般に、転職相談にお見えになる際には、いかにも困っていそうな方が少なくありません。
疲れていたり、元気がなかったり、自信がなさそうだったりします。
ところが希望の会社にお入りになって活躍なさっていると、笑顔で、快活で、自信がありそうで、嬉しそうです。
「あっ人間って、環境が変わったらこんなに変わるんだな」
と感動しますね。
会社からも感謝されて次の求人のリクエストをいただけます。
幸いなことに、こういう事例を数多く経験してきています。
A.転職した方が幸せに働けないとつらいですし、ご紹介相手がなかなか見つからないときは心苦しく思います。
入社されたあとで、思っていたのと違うとか、今の会社では厳しいと言われるのはつらいことです。
ただ、クレームに関していえば、転職が残念にも失敗だったケースであっても、幸いなことに、私たちがクレームを言われた経験はあまりないんです。
なぜかというと、私たちは、就職に成功した方を非常に多く見てきた経験があります。ですから、転職に来られた方を見たときに、秘めた力を結構見抜けるのだと思います。
たとえば、その人を正直な評価で10と評価している場合でも、
「きっとこの人はいい状況になったら15とか20になるだろう」
と思えれば、企業に11とか12とか若干良い目に言います。
これは嘘のオーバーアピールではありません。企業が瞬間の見た目だけで過少評価しないよう、フォローするわけです。
一方、ギリギリだと思えば、連れていく前に先方と温度差がないように配慮します。
たとえば、
「ちょっとギリギリかもしれませんが、こういういい面があるかもしれないので会うだけ会っていただけませんか?」
とエクスキューズしながら企業の人に会ってもらいます。ですからもし結果がNGになったとしても、私たちは嘘をついて連れていっているわけではないので、企業からクレームが出ないのだと思います。
よその、経験が少ないコンサルタントの中には、
「本当はこの人はたいしたことないな」
と思っても、
「でも商売だからこの人を高く売らなくては」
というのが先に立って、
「この方は誠実で、仕事がバリバリできる人で、なんとかでなんとかで……」
などと売り込んだりしている人もいます。でもそれでは嘘のコメントですね。
それ以前の、
「本当はこの人はたいしたことないな」
とも見抜けないほど、経験が少なかったり勘の悪いコンサルタントは、たくさん見られます。紹介件数だけ上げても、個人や企業に不満が残るような仕事ばかりではどうかと思うのですが……。
そんな、
「なんでこんなやつを紹介したんだ」
と苦情を言われるような仕事を、私たちはまずしません。
苦労というと、せっかく個人から求職のご依頼を受けても適職がなかなか見つからない場合。
その反対に、会社から求人のご依頼を受けてもなかなか見合った人が見つからない場合。
求人難で同時に求職難の時代ですから仕方ない面もあるのですけれども……。
これは両方とも心苦しくてたまりません。
もっと景気がよくなって欲しいですし、これを読んでいる個人や会社の方も、待っている会社や個人のために、ぜひ手を挙げていただければと思います。
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Q35.転職先が気に入らなくなったらまた相談できますか?
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A.はい、遠慮なくご相談ください。誠意をもって対応させていただきます。
トランスサイエンス・キャリアがお手伝いした転職先でも、何年か経ったときに万一何かの点でご不満が生じることもないとはいえませんね。そういうときは、真っ先に私たちにご連絡ください。
移ったけれど苦労なさっているとすれば、その苦労のうち何割かは私たちエージェントにも責任がありますから、当然、相談に乗るべきと思っております。
単にもう一度転職をということもあるでしょうけれど、グリップが強い企業ということで、お困りの点について、転職しないですむ解決方法を含めて何らかのサポートができることもあると思います。
前職のときに転職をお手伝いした個人の方が、5年以上も経った今でも、何かで私たちの名前を見つけて、
「あのときお世話くださった○○さんですね」
と連絡をくださることがあります。
このように“アフターサービス”を含めて長くおつきあいしていただければとてもありがたいと思っております。
うまくいっているよというお話なら嬉しい限りですし、万一問題があれば遠慮なくご相談ください。
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